印刷してラミネート！で保育の壁面を再活用

2022.04.27

保育園や幼稚園の教室に貼ってあるお誕生日の台紙は先生の手作り

保育園・幼稚園の各クラスに貼ってある月ごとのお誕生日表。
あれ、画用紙を切り貼りして、担任の先生が作ってくれているんですよね。

今年度の子どもの担任の先生もすごく細かくデザインされた、可愛いおとぎ話のキャラクターを一つひとつ切って貼って作ってくれていました。

懇談会の終わりに先生に聞くと、これは年度末に破棄しているとのこと。

え？すごく勿体無い。この12ヶ月分の制作を作るのに一体どのくらいの労力がかかっているだろう…
破棄するくらいなら私に下さい、と思った一保護者です。

年長ではないので、来年もたぶんほとんど同じメンバーで持ち上がるわけなので、また使えますよね。
でももし退園や新入園児がいたら名前を貼り替える必要があるから使えないのか。

でもこの素晴らしいお誕生日の台紙をたったの1年で破棄するなんて本当に惜しい。

教室に貼ってある壁面制作はどのくらい見られているか

保護者の目線

確かに手作りで一つひとつ切り貼りした壁面は可愛いです。目を引くし見応えがあってもはや作品。

ただ、昨今はコロナ禍となり、保護者が教室に入れず玄関でバイバイと子どもを送り出す園がほとんどではないでしょうか。

今年度は保護者会があったのでたまたま教室に入れましたが、昨年は１度も教室に入っていません。

昨年の壁面も同じく手作りだったのか…一度も見れなかったわけです。

もし来年度も同じ壁面だったとしても、多分ほとんどの保護者が気にしないのではないでしょうか。

園児の目線

4歳（年中）の子どもに聞いてみたところ、残念ですが何が貼ってあるか細かくは覚えていませんでした。ただ、可愛い物が貼ってあるな、くらいの認識…悲しい。

でもやっぱり教室の壁面が可愛いと嬉しいようなことは言っていました。

なので可愛ければオールOK！というわけです。

来年度も同じでも全然気にしなそうな雰囲気です。

教室の壁面制作を毎年新しくするべきか？

以上のことから、毎年新しくするべきとは言えないのではないでしょうか。
もちろん、新しい壁面はみんな嬉しいし楽しみではありますので、作るのが楽しい！大好き！ならありがたいです。でももし作ることが先生の負担になるようなら、必ず新しくする必要はない、ということだけ心に留めておけば少し気持ちが楽になるかもしれません。

一度使った壁面を再利用するには？

もし作った壁面をまた来年度、もしくは数年後に再度使いたい！と思った時のために、壁面を作ったらまずはラミネートする、という選択肢があります。

画用紙を切って貼っただけだとどうしても劣化しますし、保存も難しいですよね？

お誕生日の壁面には園児の名前を貼らなくてはいけないし、担任クラスが変わったら使えなくなってしまいます。

でもラミネートをしておけば劣化を防ぐことができます。

そしてお名前もシールで作ってラミネートの上から貼れば、また剥がして違うクラスで使うことができます。

まさに一石二鳥ですね！

壁面を作る時間がないときは、フリー素材を印刷

保育園や幼稚園の年度末は先生の一番忙しい時期と言えるでしょう。

入園や卒園、進級がある中で壁面制作をする時間が取れない！そんな時はフリー素材を印刷してラミネートするのも一つの手段です。

普通のプリンター用紙だと薄いので、こちらはラミネート必須ですが、制作と同じようにラミネートしておけば次年度でまた使うこともできますし、保管による劣化にも強くなります。

忙しい時こそ時短でカバー！無理なく可愛い壁面に仕上げることができれば、先生のお仕事の負担が少しでも減りますね。ぜひ試してみてください。